多汗症の手術の費用

多汗症の手術の費用・効果・副作用

多汗症を手術で改善したいと考える人は、少なくないことでしょう。
ここでは多汗症の手術(治療)の方法別に費用と効果、副作用をみていきましょう。

 

ボトックス注射

まず、手のひら、足の裏、ワキ、額に有効な手術は、ボトックス注射です。ボトックス注射は、別名ボツリヌス療法とも言われます。名前の通り注射での処置なので、メスは使いませんし手軽に受けることができます。
処置にかかる時間は短く、保険が適用されるので10万円程度の費用ですみます。しかし、効果は短くて3か月、長くて1年です。

 

ETS

手のひらの場合は、ETSという手術が有効です。腔鏡下胸部交感神経遮断術とも言い、交感神経を切り取ったり焼いたりして汗を止めます。ワキの下を切開して内視鏡を入れ交感神経を切断しますが、傷口も小さく、病院によっては日帰りできます。
手術費用は自己負担3割程度で、実費は10万円前後です。また、高額医療費返還手続きを取ると一定額が戻ってきます。
ただし、手のひらから汗が出なくなる分、他の部位の汗が酷くなったり、体内に熱がこもることがあります。

 

剪除去

腋窩多汗症の手術には、剪除去があります。本来はワキガの手術ですが、汗腺自体を切除するので、ETSのような代償性発汗の恐れはありません。費用は30万円程度で、保険適用外です。
再発の可能性はありませんが、術後、日常生活に戻るまで時間がかかったり、傷跡が目立つことがあります。

 

腰部交感神経ブロック

足蹠多汗症には、腰部交感神経ブロックという施術が有効です。足裏の交感神経にブロック針を刺し、薬液を注入します。保険が適用されれば、6000円と入院費程度ですみます。
ただし、代償性発汗や、男性の場合は射精障害が起こる恐れもあるのです。